自転車とギターとジムニーと

1975年生まれ。北海道のまん中で暮らしています。

グランソロにストラップを付けてみた

グランソロにストラップを装着することにしました。
ふだん私は椅子に座ってギターを演奏しており、立って演奏することはまずありません。それならばストラップなど不要だと思って、これまで装着していなかったのですが、座っての演奏であっても、ストラップを正しく使うことでギターの位置が安定し、演奏しやすくなり、上達にもつながるという話を、複数のギター講師の方がブログなどで紹介していました。特に初心者の場合、演奏しているうちにヘッドが下がり、体を丸め込んで指板をのぞき込んでしまうという悪い傾向があるそうで、言われてみれば私にも当てはまっているような気がします。これを矯正するためにも、ストラップの使用は有効なようです。
という建前のもと、かっこよさげなので付けてみたいだけという本音もあって、ストラップを装着することに決めました。

さて、ストラップ装着のためには、ギターに小加工が必要となります。ネックエンド部分へのストラップピンの取付です。取付位置は一般的に2箇所あって、一つ目はこの位置。

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この位置のメリットは、ストラップピンをねじ込んでもトラスロッドへの干渉の危険性が少ないことや、ピンを取り外した際に、カバーを取り替えればネジ穴が残らないといったことでしょうか。その一方でデメリットとして、バック側に突起が生じることになり、私の主観ですが、見た目がちょっと悪いなと思います。また次の案と比較して、ストラップ使用時にギターの安定性が少し悪くなるようです。

第2の案は、この位置。

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Taylorなどが採用している位置ですね。メリットとしては、前案よりもギターを安定して構えられることや、主観ですが、見た目がGoodです。ただしデメリットとして、取りつける位置次第では、ピンのネジがトラスロッドに干渉してしまう可能性があります。この点にさえ注意すれば、案2がいいように思います。


では早速取り付けましょう。ストラップピンは、GOTOH製のシンプルなもので、色はペグ軸に合わせてゴールドにしました。ピンのネジの長さを考慮しながら、トラスロッドに当たらなそうな位置にマーキングして下穴を開け、付属のビスでねじ込みます。ネック本体に傷が付かないように、フェルトの干渉材を挟みました。

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完成です。

ではいよいよストラップを取り付けましょう。
私の場合、趣味の道具は、はじめに妥協してお手頃なものを選んでも、しばらくすると納得がいかなくなり買い換えを繰り返し、最終的にはハイエンドのものに行き着き、気づいた時には結局相当な無駄遣いをしてしまっているという経験をイヤというほどしています。はじめからいいものを買っておけば・・・という後悔をこれまでに何度繰り返したことでしょう。ギター本体しかり、ピックアップしかり、自転車のコンポやボトルケージしかりです。

この苦い経験を教訓に、今回は最初から、ギターストラップとしては最高峰と賞されることも多い、Moody Straps社のモデルを選びました。

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Moody Strapsは、女性職人が高品質なイタリア産レザーを使って一本一本手作業で作り上げているMade In USAのストラップで、その高級感と道具としての使い勝手のよさには定評があります。材質は、オモテ面が滑らかなレザー、ウラ面はレザーかスエードの2種類があります。カラーも豊富で、オモテとウラでそれぞれ10種類程度が選べます。このため実にいろいろな組み合わせのモデルが販売されています。
私が選んだのは、手入れがしやすそうな両面レザーのもの。カラーは、ギター本体の色味とのバランスを考慮し、表がブラック裏がタバコの、全体的に引き締まったイメージのものを選びました。

早速装着してみました。

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うーん、いいですねぇ。木製の楽器にレザーの質感が加わることで、「男の道具」感が増しました。本革の匂いもたまりません。

で、肝心の装着感ですが・・・・。
一言で言うと、「最高です」。柔らかく滑らかな本革が肩のラインを心地よく包み、付け心地というより着心地がいいと表現した方がしっくりきます。
ストラップの長さを色々調整してみましたが、組んだ脚にギターをのせた状態で、ピンと張るぐらいの長さにセットするのが良さそうです。ギターが垂直に近い向きでしっかりと固定され、演奏時の安定感が増しました。ヘッドが下がってくることもありません。ネット上でギター講師の方々が「座って弾くときもストラップを付けよう」と書いていた意味がよくわかりました。これはもしかしたら、上達への近道を見つけてしまったかもしれません。
いつもと違う新鮮な気持ちで、時間が経つのを忘れてついつい夜中まで没頭して弾いてしまいました。


Moody Strapsは、値段は張りますが、それに見合った十分な価値がある製品だと思います。座って演奏する方にも、ぜひお薦めしたい一品です。今回私はグランソロCRに装着しましたが、SR用も別途調達しようかと考えています。

(2020.7.23追記)さっそく調達しました。